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2017年12月03日
ブログ

西東京市・空き家セミナー「どうなる?どうする私たちの空き家」第三章

12月2日(土曜日)14:00から西東京市役所田無庁舎で開催された、空き家セミナー「どうなる?どうする?私たちの空き家」に出席をしてきました。出席できなかった方のためにセミナーの内容について報告します。

空き家を空き家のままにせず「適正管理」をすること

空き家所有者には空き家にせざるを得ない理由があります。近隣住民からすれば「何で空き家のままにしておくの?草木が生い茂ったり、不法投棄されたり迷惑しているのだけど‥」温度差があるのが実態です。

空き家を空き家のままにしない方法は、放置したままにせず関係者が協力し「適正管理」をすることです。

【所有者・子供】

遠方にお住まいの方や施設に入所されご自身で管理が出来ない所有者、自分たちの生活や親の面倒で手が回らない方は、管理代行サービスの利用をお薦めします。

【近隣住民・自治会】

協力者と空き家で困っているといった被害者意識をなくし協力者といったスタンスで、所有者とのコミュニケーションをはかるようにお願いします。自治会は近隣住民との調整役、見回りなどよき協力者としての活動をしてください。

【役所】

所有者、近隣住民の相談窓口としてのサポート役となり、空き家増加を鈍化させるべく啓蒙活動をするべきです。

空き家問題~いま、あなたができること


所有者としてできること

1,誰も住んでいない自宅、実家は空き家だと認識することです。

2,空き家は定期的に管理することです。

3,近隣の方に連絡先などを伝えましょう

今から計画づくりと家族会議を始めましょう

近隣住民として

1,空き家問題は誰の身にも起こりうる社会問題として認識しましょう。

2,所有者は出来る限りの管理をしていると理解しましょう。

3,庭木、雑草、不法投棄の処理で無理をせずできる範囲の協力をしましょう。

4,何か異変があれば所有者に知らせましょう。

助け合いの心を持ち協力しましう

遺言、エンディングノートで子供に伝えてください


空き家の多くは実家と説明をいたしました。所有されている方は子供たちの気持ちをお考えください。相続が発生した際に心情的な理由から、遺品整理すら進められなくなるのが子供たちです。まして「売る」といった利活用ともなると兄弟間で「親の想い」でぶつかりあうのが現実なのです。

もし遺言やエンディングノートで「売っていいよ」、「想いに縛られること無く処分するように」などど書かれていたら、どうでしょうか?子供たちは幾分でも気持ちが楽になり、空き家になることを回避できるかもしれません。

相続が起きる前に「実家の利活用、ましてや処分など話し合いなんかできるもんか?」とお考えになるでしょう。現在の空き家の所有者も、みなさんそのようにお考えになられていました。決定するのではなく、「もし相続が発生したらどうするか」を家族でお話されてみてはいかがでしょうか?


一長一短で進むことが難しいのが空き家問題です。

所有者、近隣住民、行政が協力してこそ解決できる事柄です。現在、全棟調査の結果を集計している西東京市です。速報値で853件の空き家が確認されています。この数字を少ないと感じられますか?それとも多いとお考えになりますか?

この853件には一部屋でも入居しているアパートは含まれていません。また分譲マンションは調査対象外になっています。ゆえに実数は遥かに多いのです。「分譲マンションは鉄筋コンクリートだから耐震性もあり心配ない」といったご意見もありますが、建築基準法改正前の旧耐震基準で施行された分譲マンションは、西東京市内には50棟前後あります。外観上、なんだ問題なくても室内が劣化することは分譲マンションでも同じです。中には管理費や修繕積立金の滞納が嵩んできているものもあります。区分所有ゆえ修繕工事も戸建てと違ってままならないのが分譲マンションなのです。

 

この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して32年、宅地建物取引士の資格を取得して27年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。 何かお困りのことはありませんか? 私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。 もし何かお困りのことがあれば、その問題解決のお役に立てる専門家をご紹介いたします。 弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター‥お気軽にご相談ください。
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