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2017年09月20日
不動産講座

離婚でマンションを売る際の注意点


3組に1組が離婚するといわれる現代~その場合、住宅ローンの名義人や住宅に住む人、返済する人などによって、考えなければならない問題が違ってきます。後ろ向きの話としてはなく、これからの将来のためにも確りと話し合いされてみてはいかがでしょうか。

売る場合の注意点は


離婚の際には、夫婦がこれまでに築いてきた財産について、話し合いのもと分けることになります。離婚時に住んでいたマンションを売却、住宅ローンを返済してもお金が残れば、その残ったお金を財産として分割します。問題は、住宅ローンが残ってしまう場合です。基本的に残債を返済しないと、マンションは売却できません!財産分割の協議に入る前に、マンションがいくらで売れそうなのか調べて、それを基に話し合うことが必要不可欠です。

共有名義になっていませんか?

今一度、購入した時のお金の流れを再確認しましょう!例えば、購入の際、妻の預金や妻の実家からの支援があり購入。その際に、税務上のことを考えて夫と妻の共有持分として登記していませんか?このような場合、持分の比率に関係なく共有名義となっているので注意が必要です。妻の持分を夫に移転しなければ売ることはできません。

売らない時の注意点は

離婚後、どちらかがそのままマンションに住む場合は、残る人が住宅ローンを引き継ぐのが自然でしょうか。離婚後に妻が子供と住んで、夫名義のローンを妻が引き継ぐのであれば、住宅ローンの借り換えが必要になります。この時、妻の収入が低かったり、専業主婦だったりしては銀行の借入審査が通りません。妻が住宅ローンを組めるのか確認しましょう。妻が住宅ローンを組めない場合、夫が支払い続けなければマンションを売るしかありません。このようなケースでは、養育費の代わりに、マンションを出た夫が住宅ローンを支払い続ける家庭もあります。その場合、妻が家賃を支払ったり、財産を夫が多めに取ったりするなどの話し合いが必要です。気をつけたいのが、妻が連帯保証人になっているケースです。離婚後に夫が住宅ローンの支払いを怠れば、妻にも支払いの義務が発生することになります。特に注意してください!

将来のためにもキッチリとやる


少なからず離婚に伴って、売るべきか?どちらかが住み続けるのか?~ご相談をいただきます。そのような時に必ず申し上げるのが「次、将来のためにもあやふやなままにするのではなく、今、しっかりと対応をすべきです。それを怠ると後が大変です」とお伝えします。先日お会いした女性の方は、悩みに悩まれ精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいでした。「私がお手伝いすべきことはキッチリとします。しかし、どうしてもお客様にやってもらう場面はあるのが現実です。お子さんのためです!これからは、おひとりで考え込まず遠慮なくご相談ください」とお伝えしたところ、「鈴木さんにすべてを話したら少し楽になりました。大変だけど相手と話してみます」と少しだけ明るくなられていました。

世の中は袖すり合うも他生の縁


私、今年56歳になりました。その私も決して褒められるような歩みをしてません。この仕事を通じて離婚に伴ういろんな場面に遭遇しました。そんな中、誰に相談したらいいのか?戸惑っている方が多いような気がします。弁護士に依頼しますか?それは最終的手段でいいのではないでしょうか。まずはお互いに話し合いをされてはいかがですか?信頼のおける人に間に入ってもらうのもいいでしょう。実は、そのような仲介を仰せつかり話し合いに入ったことがあります。何で?~人生、袖すり合うも他生の縁!毎日、そのように思っているからです。困りごと、不安なこと‥不動産に関わることであれば遠慮なくご相談ください。
この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。 何かお困りのことはありませんか? 私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。 もし何かお困りのことがあれば、その問題解決のお役に立てる専門家をご紹介いたします。 弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター‥お気軽にご相談ください。
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