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2017年07月14日
ブログ

練馬区内で手足口病の発生が警報基準値を超えています

平成29年第27週(7月3日から7月9日)の練馬区内小児科定点医療機関から報告された定点あたり患者報告数は5.92人(/週)となっており、警報基準を超えています。東京都内では、4.18人(/週)です。

手足口病にご注意ください

夏に流行する子どもの感染症に、手足口病やヘルパンギーナなどがあります。東京都内では、手足口病の患者数が増加し、27週(7月3日から7月9日)から都内保健所31か所中12管内が警報レベルに達しています。練馬区においても、手足口病の患者数が東京都の流行警報基準を超えています(東京都の手足口病の流行警報基準:5.0人/定点)。手足口病の患者の9割以上は6歳以下の小児です(うち半数以上は2歳以下)。

手足口病とは

エンテロウイルス属のウイルスで引き起こされます。潜伏期間は3から7日で、口の中、手、足の裏を中心に発疹や水泡ができます。あまり高い熱は出ません。食事や水分がとりにくくなり、脱水症状をおこすことがあります。水分補給に努め、やわらかく、刺激の少ない食事を工夫しましょう。つらい症状をやわらげる治療が中心です。ワクチンや特効薬はありません。重症化はまれですが、合併症として急性脳炎や心筋炎があります。

感染経路と感染予防のポイント

患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染します(飛沫・接触感染)。感染予防は、手洗い、うがい、咳エチケットが有効です。集団生活ではタオルの共有は避けることなどを心がけましょう。症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので(2から4週間)、トイレの後やオムツ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。
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