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2017年12月20日
ブログ

私道の「通行・掘削承諾書」とは

私道の掘削承諾書とは、上下水道管,ガス管の埋設工事や、引き込み工事・それに伴う付

随工事を行う事に関して私道所有者が承諾をした書面のことです。

建築基準法42条1項2号の開発道路~所有者38名が共有する私道

ご売却のご依頼を受けた東村山市内の土地について、購入希望をされる法人と「私道

における通行・掘削承諾書」について打ち合わせをしました。

前面道路は建築基準法42条1項2号の開発道路、所有者38名が共有する私道です。

まずは測量に着手!

隣地所有者にご協力いただき現地確認、境界確定の筆界確認書を手交、合わせて私道

所有者38名からの立会い確認作業の実施です。

これらの作業を講じないと合分筆できないからです。

そこで測量会社に依頼し作業を進める中で2つの問題が発生してきました。

ガス会社「私道所有者全員の承諾がないと新規引き込みはしません」

私道所有者38名中、36名の承諾をいただくも2名が不承諾。

1名の方は遠方に住んでおり、異を唱えることはしないも書面に署名押印はしたくない

と仰られます。残る1名の方は所在不明‥。

 ガス会社は私道所有者全員の承諾がないと「新規引き込みできない」と言います。

粘り強く交渉~相手に理解を求める姿勢

関係先である法務局、ガス会社に相談し、指示を仰ぎながらの作業が要となります。

指導する側ですから、事態収集において解決法にギャップが生まれてきます。

ゆえに経験豊富なブレーンを介しての交渉となるわけです。

所有者宅に何度もお邪魔することはもちろん、お手紙を出したり、お電話をしたり‥

結構、大変な作業となるのが実情です。

そのような作業を繰り返し交渉過程等を明らかにしたうえで理由書を提出します。

今回は法務局、ガス会社に理由書を提出、合分筆、ガス会社の決裁を得られることが

できました。

基本は承諾書の取り付けることです

個人が売る際もこのような作業をしなければいけないのか?という質問をいただく場

合、「出来る限り承諾書は取り付けることが良いです」とお答えをします。

理由は問題の先送りをしない、先送りするのであれば、何で先送りをしなければなら

いのか、理由を開示する必要があるからです。

確かに個人間売買において、公簿売買として合筆や地積更正しない場合もあります。

ガスについてもオール電化にするから必要ない場合もあります。

でも、これは買主しだい、といったことになり問題ありと思われます。

不特定多数の人に納得いただけるよう形を整える必要があります。
 
 

筆界特定制度の利用,重要事項説明にて現況説明

境界等において承諾書が手交できない場合は、筆界特定制度を利用します。

分筆合筆、ガスの供給については購入される方に、重要事項説明において特約条項を設

けるようにしています。「この物件においてマイナス要素として○○○があります。買

主はそれらに関して、宅地建物取引士より事前に説明を受け、承諾することとします」

といった内容となります。

ご所有される不動産の前面道路は公道?それとも私道?

売買の際にとても重要な要素となります。

一般の方ですと、調査することが難解かもしれません。

おうち売却.comは、市役所や法務局等に対し迅速に物件調査をし、その事実を細大漏ら

さず所有者様にお伝えします。

もし問題があると思われる場合は、専門分野に特化する担当者と連携し、解決する方法

をご提案をいたします。

この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。 何かお困りのことはありませんか? 私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。 もし何かお困りのことがあれば、その問題解決のお役に立てる専門家をご紹介いたします。 弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター‥お気軽にご相談ください。
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