AM9:00~PM7:00
毎週水曜日
2017年11月03日
ブログ

西東京市の「空き家」について考えました!

空き家問題(2013年「住宅・土地統計調査」(総務省)820万戸)が報道される今日、各媒体でメディアで取り上げられことが多くなりました。

西東京市では空き家の全棟調査を行っています

国内の空き家の数は7.69件に1件の割合(13%)になっています。空き家が増えるには、高齢化社会に伴う人口の減少などが挙げられていますが、一方で新築住宅や新築マンションも建てられ、空き家はますます増加しています。

空き家の活用法については様々なアイディアが提案されています。リノベーションやシェアハウスを含めた空き家の再利用についてはニュースや特集番組にもなっていますが‥未だに空き家は増加傾向、放置されている物件が目立つようになっています。

西東京市では、空き家の実態を把握するために、委託した調査員が外観目視により、市内の住宅を全棟調査、空き家のの可能性が高い建物を選定しています。※調査員は西東京市が発行した身分証明書を携帯、腕章を着用しています。調査期間来年3月までを予定しています。

税制上の歪み

一般的に言われることに税制があります。

空き家を残した場合と更地にした場合に、固定資産税に差があります。現在の税制では、土地に住宅が立っている場合に60坪(200㎡まで)は、課税評価額の1/6、それを超えた場合でも1/3に軽減されます。ところが家屋を解体して、更地の土地を持っている場合は、固定資産税が最大6倍にまで跳ね上がってしまいます

仮に空き家の解体を考えた場合には解体費用と整地費用が発生します。

「土地を売るつもりがない」、

「あまり売れないような場所の土地」、

このように考えると‥、

わざわざお金をかけてまで解体や整地をしなくてもといい、

そのように思われるのではないでしょうか?

売却条件が不利になるかもしれない

家屋は住まなくなることで劣化していきます。

阪神淡路大震災、東日本大震災を経験し耐震性が注目されています。特に昭和56年前に建てられた家屋は現行の耐震基準には合致していません。耐震基準を満たすには、改修する必要性があります。それらの費用やリフォームなど相当な金額がかかります。

売る物件なのに耐震改修工事やリフォームをする?

コストや時間を考えると二の足を踏まざるをえないのが本音なのでしょう。

現況のまま売りに出したても、購入希望者から耐震基準を満たす費用などの値引きの交渉されるかも‥それだと少し先延ばしをするか。といった感覚にならざるを得ません。

今は売るに売れない相続の問題

そして空き家問題の背景にあるのが相続の問題です。

親御さんがお亡くなりになり、ご相続が発生、負担は全て相続人が負うことになります。現在の空き家の多くは、高齢化社会の産物として親から子ヘと継がれたものが多くなっているのです。

相続人がお一人の場合、相続人へ受け継がれた家屋は、「リフォームして賃貸にする」、「更地にして売る」など、その対応が決定されやすいものです。

ご兄弟など複数の相続人がいる場合、「家屋を継続して引き継ぎたい」、「家屋を売却したい」、などさまざな意見がありまとまらない。空き家をどうするのかという決定が下せないまま、時間が経過してしまうのです。

宙ぶらりん状態になった「空き家」 

地域社会として空き家に対する認識や考えを改めなければなりません

人が住まなくなった空き家がそのままになっていることには、これ以外にもたくさんあることと感じます。先日お会いしたした福井在住の方は「主人と苦労をして30歳で買った家だから‥想いがあって決断ができないんですよ」とお話されていました。

それぞれの背景には、 『空き家をどうにかしようとすれば、その持ち主にかなりの負担が掛かってしまう』という事実なんです。

これらの問題を解決するには、根本的な税制の見直しや空き家を減らそうという大きな動きや取り組みが必要です。地域社会として空き家に対する認識や考えを改めなければなりません。改めることが出来なければ、今後、空き家は増え続けていく事になってしまうのです。

わたしたちは西東京市内の“空き家”を減らします!

空き家マイスターがいるお店です!

野村総合研究所の試算(2016年)では2033年の総住宅数は約7126万世帯に増加し、空き家数は2167万戸弱、空き家率30.4%まで上昇すると試算しています。全国の約3戸に1戸が空き家となると警鐘されています。今後増え続ける「空き家問題」の解決策として、「買取」・「解体」・「リノベ」・「借り上げ」等の具体的かつ現実的なご提案をいたします。 

『不動産を負動産にせず、可動産とし冨動産とします』

この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。 何かお困りのことはありませんか? 私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。 もし何かお困りのことがあれば、その問題解決のお役に立てる専門家をご紹介いたします。 弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター‥お気軽にご相談ください。
arrow_upward