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2017年10月30日
ブログ

親御さんから相続した市内の戸建てを売りたいのですが‥ご相談を受けた実例のご紹介


午前中にお越しになられたお客様は、2年前にご相続により市内の戸建て(賃貸)を取得されました。10数年前よりお住まいだった入居者が9月末でお引っ越しされ、どのように活用するべきか?迷われてご相談にお越しになりました。

「できれば売りたいと考えているのですが‥」

『わかりました。お手元にある資料を見せていただけますか?最終的には現地を見てみませんとならないのですが‥』

「父が持っていた書類はこれが全てですので見てください」

ご持参された購入当時の資料を見ると‥うん、これは


整理整頓好きだった親御さんは、購入の際の書類やリフォームをした時の領収書など大切に保管をされていました。またお越しになられたお客様も室内外の写真をご用意されています。売買契約書、重要事項説明書を見ながら公図、測量図と照らし合わせると‥「うん、これはマズイ分筆をしている。私道部分の権利に問題がある」と判断をしました。ネットで本地と私道部分の現在事項証明書を取り寄せると、重大なことがわかりました。

単独で建築確認が取得できない可能性がある


お客様の所有される不動産はc。前面道路は4M位置指定道路で間口は2M接しています。その前面道路が4つに分筆されており②部分を所有しています。ちなみにAは①、Dは③、Bは④といった権利関係です。

問題点

Aが所有する①を部分を借地等にしなければ建築確認が取得できない。

借入等をする場合、担保として金融機関からお金が借りれない。

※現況ではCとDは再建築不可の状況

正常な不動産に戻さなければならない


お客様はちょっとうつむき加減になり、

「どのようにすれば正常な状態といえるのでしょうか?」

『方法論はいくつかあるのですがA、B、Dを所有される方にご協力をいただき、私道の権利関係を整理することになります。1つの方法ですが①、②、③、④の土地を合筆し、今までの面積を比例按分し共有持分にて所有するといった形です』

「それが正常な状態ということですか?」

『ハイッ!その方法が互いの権利が守れ、一番わかりやすい方法です』

その後、いくつかご提案をし費用的な面、スケジュール的な面など経験をもとにお伝えしました。

『かなり専門的なお話をしましたがご理解いただけましたか?売る場合であれ、貸す場合であれ、大切な資産なので解決をしたほうが宜しいかと感じます。多少の手間と暇はかかりますが‥。売るのであれば全く金額が変わるので絶対にやるべきですよ』

「わかりました!主人と相談しますが一度見ていただけますか?」

『ハイッ!わかりました。ご都合の良い時に一緒に見させてください』

道路は「不動産」において生命線!正常な状態に戻さないとなりません。著しく不利益になります。


西東京市、練馬区内では、このような道路の問題を抱える不動産が多く存在します。現行法に合致せず、「建替えるにも建て替えられない」、「売るにも売れない」など大変困った問題を抱える方が多いのが実情です。私の経験ですが、今回のケースは比較的に難問として捉えていません。解決出来る見通しありと感じています。道路についてはケース・バイ・ケース、いろいろな状況が複雑に絡みます。正常な不動産の状態にするべくお手伝いをいたします。
この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。何かお困りのことはありませんか?私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。もし何かお困りのことがあれば、不動産の事以外でも、その問題解決のお役に立てる専門家と提携していますので、いつでもご紹介いたします。弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター等お気軽にご相談ください。
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