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2017年10月28日
ブログ

不動産業界の悪しき慣習「囲い込み」

宅地建物取引業法では、不動産仲介会社が依頼を受けた物件の売却および購入で成約した場合、その不動産仲介会社は、売主及び買主双方から仲介手数料を受領することを認めています。そのために不動産仲介会社の中には、両手仲介を目指して自社のみで成立させる事にこだわるのです。

レインズですよね?


午後、お邪魔しましたお客様は、お子さんが来年小学校に入学されるタイミングで「買い替え」をとご家族でお話をされています。ご売却~ご購入についてのご不安なことなどお聴きし、おおよそのスケジュール、その上でやるべきことなどを順を追ってご説明しました。売却価格については、業者買取金額を示した上で、流通市場における売り出し価格をお伝えしました。

「おおよそ0000万円での売り出し価格が、各種データから考えて適正ではないかと考えますが‥どのようにお考えですか?」

『少しでも高くとは思いますが、だいたい希望のラインですね』

「あとはタイミングです。中古マンション市場は活発に動いていますので、駅からの距離、築年数、グレード、陽当りなど良好なお部屋なので情報告知の仕方かと感じます。弊社は媒介をいただきましたら、翌日には登録し情報公開します」

『それ~レインズですよね』

「ハイッ!レインズ登録です。弊社は囲い込みはしませんので‥」

『エッ、囲い込みってなんですか?』

囲い込みとは?~ますます巧妙になる実態

「物件情報を他の会社に公開しない!」、「物件情報そのものをレインズに登録しない!」、「登録しても他社からの問い合わせには、お話しが入っていますと言い、取扱いさせない!」等の行為のことです。なぜ「囲い込みをするのか?」~不動産仲介会社が売却依頼を受けた後、他の不動産仲介会社から紹介された買主にて売却の成約、仲介手数料は売主からのみとなります。一方、自ら買主を見つけた場合は、売主、買主双方から仲介手数料を受領することが出来るのです。

レインズ利用規定を改定するも減少しないのが実態です

不動産流通機構は形骸化している実態を憂慮し、平成25年10月よりレインズ利用規定の一部を改正し、商談中や図面製作中といった理由で他の不動産仲介会社の販売活動を阻害する行為をしてはならないと規定しました。しかし残念ながら解消されないのが実態です。皆さんご存知の大手不動産会社も恒常的に行われています。

最近多いケースでは『担当者でないと詳細は分かりません』と言われます。何度電話しても担当者に繋がらず、折り返しの電話をお願いしても連絡はくれず、やっと担当者と話せた時は『契約予定です』と言われる始末。でも確りレインズは登録されているままの状態~自社のみで成約するといった業法違反とも考えられる営業行為です

所有者様から考えた場合「より速く、より高く、確実に売る」ことが、最大の目的なのですが、自社の利益を最優先しているのです。

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この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。何かお困りのことはありませんか?私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。もし何かお困りのことがあれば、不動産の事以外でも、その問題解決のお役に立てる専門家と提携していますので、いつでもご紹介いたします。弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター等お気軽にご相談ください。
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