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2017年10月24日
ブログ

宅地建物取引士の役割と西東京市の空き家問題について考える


一般財団法人不動産適正取引推進機構が発表する「平成29年3月31日現在の宅地建物取引士の概要」に基づき、宅地建物取引士の役割及び西東京市の空き家について考えました。

宅地建物取引士資格登録者100万人、宅地建物取引士証交付者数50万人、就業者数は30万人


10月15日に行われた宅地建物取引士資格試験ですが、さて国内には何人くらいの有資格者がいるのでしょう?まず宅地建物取引士資格登録者は1,004,662人で前年比22,117人(2.3%増)ついに100万人を突破しました。次に宅地建物取引士証交付者数は500,642人、前年比13,340人(2.7%増)。実際に就業している宅地建物取引士(宅地建物取引士証の交付を受け、かつ、宅建業に従事している者)は300,253人、前年比6,250人(2.1%増)です。

他の士業と比較しすると圧倒的に多いのが宅地建物取引士であり、その数は医師の数と同じ


一般的に知られる士業の方の数を調べました。弁護士36,415人(平成27年3月・日本弁護士連合会)、税理士76,935人(平成29年9月・日本税理士連合会)、行政書士46,957人(平成29年10月・日本行政書士会連合会)、目線を変えて比較すると、医師は311,265人(平成26年12月31日・厚生労働省)、歯科医師数は103,972人(平成26年12月31日・厚生労働省)となっています。

ドクターズ・ファイル、弁護士.com、税理士.com‥宅地建物取引士を調べる検索サイトはありません


医師、弁護士、税理士‥分かり易く例えれば、困りごと(身体、法律、税務)を解決する職種です。医師は専門とする診療科目が細分化されています。弁護士も大きく分けて刑事、民事。さらに民事が細かく分かれていると伺います。税理士の多くは所得税等の申告業務に関与していますが、最近では相続税を専門とする税理士もいらっしゃいます。困りごとを持つ立場から考えた場合、少しでも自分のニーズに合う、不安の解消に応えてくれる人を選びたい~そのような人には、ドクターズ・ファイル弁護士.com税理士.comのサービスは良いものと感じます。

ところで宅地建物取引士は‥そのような検索サイトはありません。不動産業に従事する者には必須の資格なのですが、国内では「不動産会社」という単位に括られ、実務を担う「人」ではない?といったことなのでしょう。また、比較に挙げた医師、弁護士、税理士などの職種と比べ、困りごとを解決するといった意味合いが低く、顧客から見た場合は「単に住まいを紹介する人といったイメージ」を持たれているからかもしれません。

宅地建物取引士.com、あってもいいのではないでしょうか?

過去の実績は?

どのような案件の取引が得意なのか?

どのような考えを持ち仕事をしているのか?

顧客目線で知りたいこといっぱいあると思います。不動産仲介業は、どこの不動産会社に依頼しても仲介手数料は同じ(3%+6万円✕1.08(消費税)です。仲介手数料を支払うのであれば、経験豊富、ベネフィット(顧客価値)に優れた人を選びたいものです。

顧客から選ばれる宅地建物取引士、どうでしょうか? 

空き家問題、2022年生産緑地解除、少子高齢化、不動産仲介業こそ「人」なのではないでしょうか?


空き家問題に続いて、報道されることが多くなった2022年の生産緑地解除は、国内で経験したことがないことです。相続登記されず、所有者が不明な土地が九州一個分の面積に相当し、公共事業などのインフラ整備や林業、農業を阻害していると言われています。

大手不動産会社に頼めば安心なのでしょうか?

宅建の資格を持ってさえいれば安心なのでしょうか?

地域のことを知り得てなければ、困りごとを解決できないのではないでしょうか?少なくとも10年以上の実務経験を積み、責任がある立場の人でなければ真の安心には繋がらないのではないでしょうか?これからの時代、売買や賃貸するだけが不動産の仕事ではありません。なにがしか地域貢献に結びつかなければと考えます。

日本を代表とする企業の不祥事が報道されています。

効率をあまりに優先した弊害があるのではないでしょうか? 

不動産が負動産になりつつある、可動産とし富動産へ

自転車通勤の際に空き家らしいお住いを見かけます。西東京市では空き家の実態調査として、市内全棟調査を来年3月まで実施しています。全国平均13%を下回るのでしょうか、それとも‥。今、不動産が「負動産」(利用しないモノ、将来も利用しないモノ)になりかねない状況が迫っています。32年間この沿線の不動産売買を手掛けてきました。不動産を負動産にせず、可動産にし富動産にします西東京市内の空き家問題を真剣に取り組むべく今後も誠実に歩みます。
この記事を書いた人
鈴木 義晴 スズキ ヨシハル
鈴木 義晴
不動産仲介業務に従事して33年、宅地建物取引士の資格を取得して28年が経ちました。お客様に対して、今まで得た知識と経験をもとに解りやすくご説明させていただきます。何かお困りのことはありませんか?私は、様々な分野に信頼できる専門家の人脈を持っています。もし何かお困りのことがあれば、不動産の事以外でも、その問題解決のお役に立てる専門家と提携していますので、いつでもご紹介いたします。弁護士、弁理士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー、葬祭ディレクター等お気軽にご相談ください。
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